2016年5月19日(木)
復旧 党あげ働きかけ
党熊本県委 自治体に義援金渡す
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日本共産党熊本県委員会は18日、熊本地震で被災した八代市、氷川町を訪れ、党中央委員会と県委員会に被災者支援にと寄せられた義援金、合わせて、400万円を届けました。
日高伸哉県委員長、橋田芳昭・南部地区委員長、笹本さえ子八代市議らが、永原辰秋・八代市副市長、藤本一臣・氷川町長と、それぞれ懇談。要望を聞き取りました。
永原氏は「被災者一人ひとりの実情にあった支援とケアを実施したい」と語り、修復不能の市庁舎再建については、「現状では合併特例債(市の借金)で対応するしかないが、全額国庫負担になれば、市民生活の救援・再建に振り向けられる」と話しました。
藤本氏は、町民の生活実態に合わせ、3Kの間取りを中心とした木造の仮設住宅28戸を準備中だと紹介。仮設の今後の取り扱いについて「柔軟に対応してほしい」と要望しました。
日高氏は八代市庁舎再建問題について、「(現庁舎の)解体、仮庁舎建設費用は国の責任で行うことが大事だと痛感した」とのべ、復旧・復興の実現に向け、「党をあげて国に働きかけたい」と強調しました。