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2016年5月19日(木)

弾圧犠牲者に賠償早く

治維法国賠同盟、法相に要請

党国会議員と懇談

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 治安維持法犠牲者国家賠償要求同盟は18日、国に対し、治安維持法の犠牲者への謝罪と賠償を求め、国会議員へ要請しました。43回目です。今回4年ぶりに法務大臣との面談が実現。弾圧の実態を岩城光英法相に示し、早期の救済を求めました。

 国会内集会には187人が参加。22万8997人分の署名を国会へ提出しました。増本一彦会長は、戦争法の制定で「私たちの運動もかつてなく重要な情勢になっている。一日も早い謝罪と賠償を実現しよう」とあいさつ。治安維持法の弾圧犠牲者である水谷安子さん(102)、杉浦正男さん(101)、松本五郎さん(95)、菱谷良一さん(94)が体験を語りました。

 親睦会活動をしたことで特高警察に逮捕、投獄された杉浦さんは「殴るけるで半殺しにされ、独房は食べ物も着る物もなく、次々と獄死した。投獄中に妻は空襲で爆死した。生きているかぎり賠償を求めたたかいます」とのべました。

 参加者は日本共産党、民進党の国会議員とそれぞれ懇談。日本共産党では市田忠義、倉林明子、田村智子、仁比聡平の各参院議員と懇談。集会には日本共産党の仁比議員、沖縄社会大衆党の糸数慶子参院議員も参加。大臣要請には日本共産党の井上哲士参院議員、仁比議員が同席しました。


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