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2016年5月18日(水)

羽田新進入路、騒音招く

品川区民署名提出 田村智子氏と懇談

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(写真)署名を田村氏(左から2人目)に手渡す人たち=16日、東京・参院議員会館

 国土交通省が羽田空港(東京都大田区)に離着陸する航空機の進入コースを変更し、都心部上空を低空で縦断させようとしている問題で16日、沿線住民でつくる「羽田増便による低空飛行ルートに反対する品川区民の会」(秋田操代表)が、計画の撤回を求める国会請願署名4351人分を提出しました。

 国交省は2020年東京オリンピックや都市間競争に向け国際便の増便をはかるとして、現行の東京湾上空を飛ぶ海側ルートから、埼玉県〜練馬区〜品川区を低空で進入するルートに変更を計画。沿線住民から「騒音や落下物の危険など住民の生活を無視する計画だ」という声があがっています。

 秋田代表らはこの日、日本共産党の田村智子副委員長・参院議員と懇談。「国交省は説明会を開いても、ただ説明するだけで、私たちの疑問に全く答えられない」「かつて国が航空機騒音で迷惑をかけないと区や住民と結んだ約束を全くほごにするものだ」などと訴えました。

 田村氏は「『世界でたたかえる東京』をつくるために人もモノも呼び込むことを理由に、都民の暮らしを全く度外視した計画です。安全にかかわる重大問題でもあり、みなさんの思いを受け止めて頑張りたい」と語りました。

 懇談には小池晃参院議員秘書も同席しました。


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