2016年5月17日(火)
奈良で野党統一候補
4野党と前川氏が確認書
和泉氏は比例に
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日本共産党奈良県委員会と民進党奈良県総支部連合会、社会民主党奈良県連合、新社会党奈良県本部、民進党の前川きよしげ参院議員は16日、奈良市内のホテルで確認書に調印し、選挙区予定候補(改選数1)を前川氏に一本化することを発表しました。
調印式には、日本共産党の細野歩県委員長、和泉信丈参院予定候補、民進党の前川氏、藤野良次幹事長、社会民主党の樹杉和彦代表、新社会党の稲葉耕一委員長らが出席しました。
確認書は、(1)先の国会で強行採決された「安全保障関連法」の廃止(2)集団的自衛権行使容認の閣議決定の撤回(3)日本の政治における立憲主義と民主主義の回復―の3項目の実現にむけて全力を尽くすとしています。
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細野県委員長は、この会見の前に共産党と民進党の2党間で政策を基礎に選挙協力の合意が結ばれたと話し、「わが党は、民進党と選挙作戦、政策などもよく協議することを確認し、選挙区で前川きよしげ氏の当選に向け全力を尽くす決意です」と述べ、和泉予定候補については、参院比例予定候補として活動することになると表明しました。
前川氏は「なんとしても、安倍自民党と、おおさか維新の改憲勢力に一致団結して勝たなければならない」と表明。和泉氏は「戦争法の廃止、立憲主義を取り戻すために、前川さんが選挙区で必ず勝ち抜くよう、私も頑張ります」と述べました。
「安保法制の廃止と立憲主義の回復を求める市民連合・奈良」共同代表の溝川悠介氏、浅野詠子氏や安保法制に反対するママの会@奈良の坪本加奈恵代表、関西市民連合、弁護士有志の会のメンバーも同席しました。