2016年5月14日(土)
アベノミクス失敗
穀田氏 消費税増税中止を
BS番組
日本共産党の穀田恵二国対委員長は12日夜放送のBS日テレ番組「深層NEWS」に出演し、自民、民進、公明各党の国会議員と安倍政権の経済政策「アベノミクス」の評価や消費税増税の問題で討論しました。
「円高、株安で失速状態のアベノミクス」と司会者も論じる「アベノミクス」について、穀田氏は、「失敗の連続でここまできた」と批判。「一番大事なのは国民の生活実感だ。(世論調査では)『アベノミクス』はうまくいっていないと思う人が8割。しかも実際に国民の生活が大変だということに目を向けないといけない」と述べました。
自民党の菅原一秀衆院議員は「方向性は間違っていない」と述べ、アベノミクスの継続を主張しました。
民進党の玉木雄一郎衆院議員は、株価の低迷を指摘し「限界にきている。一時はあったアベノミクスへの期待は失われている」と批判しました。
消費税増税に関連して穀田氏は、「アベノミクス」のもとで国民の格差が広がり国民の消費が冷え込んでいることをリアルに告発し、「消費税を3年間で5%から倍の10%にするなど世界にも例のない暴挙だ。くらしと経済を壊す消費税増税はきっぱり中止すべきだ」と強く主張しました。