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2016年5月12日(木)

2016参院選

共産党の若者政策 話題に

18歳選挙権でシンポ 学生「数値示しさすが」

玉川大が主催 辰巳議員参加

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 日本共産党、自民党、民進党、公明党の4党の国会議員を招き「18歳選挙権と参院選」をテーマに語りあうシンポジウムが10日、都内の玉川大学の主催で開かれ、中学3年生から大学生までの約350人が参加しました。日本共産党からは辰巳孝太郎参院議員が参加。コーディネーターは政治解説者の篠原文也氏。

 辰巳氏は▽学費を10年で半額に▽月3万円の給付制奨学金の創設、奨学金は無利子に▽ブラック企業・ブラックバイトの規制など、党の若者政策を紹介しました

 若者へのアプローチをどのように行っているかに話題が移ると、会場で資料として配られた党の「若者パンフ」について「よくできてる。参考にさせてもらう」(福田達夫・自民党衆院議員)と他党議員の間でも話題になりました。

 辰巳氏は「インターネットなども活用しているが中身が大事。無関心ではいられるけど無関係ではいられないのが政治」だと述べ、若い人を苦しめるコンビニでの過重なノルマや就業時間のごまかしは違法であることなど、国会で追及してきた問題を知らせたいと話しました。

 また、政治について教育するさいは、「さまざまな政党の意見があることを取り上げて、自由な議論を促していく視点が必要だ」と強調しました。

 会場からは安保法制について「国民に信を問うべきでは」の声も。辰巳氏は、安保法制の廃止の必要性を訴えました。

 文学部の男性(18)は、「コンビニでバイトしてるので(辰巳氏の)就業時間ごまかしの話は自分にも関わる。最賃の話も数値を示していてさすが。参加するまではなんで選挙に行かないといけないのかと思ってた。今は“やはり行かないといけない”と感じる」と話しました。


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