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2016年5月10日(火)

テント仮住居が完成

入居者ら会合も

熊本・御船町

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 子どもやペットがいる家族が少しでも安心して暮らせるようにしたい―。熊本地震で被災した御船(みふね)町民がボランティアの支援を得てつくったテント製の仮設住居50張りが6日に完成し、7日から入居が始まっています。

 テントサイト「アウトドアコミューンみふね」が設置された「ふれあい広場」に8日夕、入居者や車中泊を続けている被災者らが集まり、話し合いました。

 話し合いを企画したのは、町おこしのために2年前設立された御船しあわせ日和実行委員会の廣瀬哲也さん(45)。「生活の不便さやストレスなど問題点を出してほしい」とよびかけました。

 入居者の男性(35)は、「車中泊より足が伸ばせて快適です」といいます。4月14日の地震以降、妻と娘、息子はワンボックスカーで、男性は軽自動車で寝泊まりしていました。

 廣瀬さんは「ここは仮設住宅が見つかるまでの一時的な場所。選択肢の一つとして避難生活に困った人に知ってもらいたい」と話しています。

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