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2016年5月8日(日)

個人大事にする社会を

参院選へ党文化後援会が集い

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田村智議員と窪島氏が対談

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(写真)文化のつどいで対談する(左から)田村智子参院議員と窪島誠一郎さん、司会の紫野明日香さん=7日、東京都新宿区

 日本共産党文化後援会は7日、東京・新宿区立牛込箪笥(たんす)区民ホールで「参議院選挙での日本共産党の躍進、政治の転換をめざす文化のつどい」を開き、会場いっぱいの400人が参加しました。

 戦没画学生の作品を集めた長野県にある美術館「無言館」館長で作家の窪島誠一郎さんと、長野県出身で日本共産党の田村智子副委員長・参院議員(比例予定候補)が対談。窪島さんが無言館を「好きな何かに熱中することを大事にしようという声が聞こえる勇気の美術館」と紹介すると、田村さんは「無言館の絵には傷ついた人に寄り添う何かがある。寄り添う姿勢が政治にも問われている」と話しました。

 窪島さんが「かけがえのない個人の言葉、他者の言葉を大事にする世の中になってほしい」と話すと、田村さんは「安倍首相ほど個人の尊厳、個性を認めない総理はいない。日本の未来を豊かに語れる政府をつくりたい」と決意を語りました。

 邦楽「花しょうぶ」が箏(こと)、尺八、平太鼓の重奏。ヴァイオリニストの松野迅さん(ピアノ・榎田まさしさん)が日本の名曲を華麗に奏でました。文化後援会代表委員で、報道写真家の石川文洋さんがあいさつ。前進座の紫野明日香さんが司会。

 山添拓参院東京選挙区予定候補が決意表明。フィナーレの東京のうたごえ有志後援会と日航争議団合唱団フェニックスの合唱に、最後は田村・山添両氏も加わり「翼をください」を熱唱しました。


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