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2016年5月3日(火)

「安全な住宅」切実

仁比議員 仮設建設地を調査

西原村・甲佐町

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(写真)仮設住宅の建設予定地を見学する(左から)仁比、田島、山本の各氏=1日、熊本県西原村

 日本共産党の仁比聡平参院議員は1日、仮設住宅の建設が決まった熊本県西原村、甲佐(こうさ)町を訪ねました。地震発生から2週間が過ぎた現状や課題を聞くと、共通するのは「被害の全体像が把握できていない」ことです。役場、住民から不安と切実な訴えが聞こえてきます。

 西原村では、木造の仮設住宅50戸を村の中心部に建設する予定です。村役場を訪れた仁比氏は、仮設住宅の建設をはじめ避難所の充実など「困難もあるかと思います。現状や課題についてお聞かせいただきたい」と切り出しました。

 「(仮設住宅を)とにかく安全な場所につくりたい」。日置和彦村長は話します。大きな理由の一つが、村のシンボルともいわれる俵山に大きな亀裂が生じたことです。「山側の村民は『怖くてもう住めない』という。集落によっては集団移転の可能性もある」と話しました。

 甲佐町は、町内にあるグラウンドに、プレハブの仮設住宅50戸を建設予定です。師富(もろどみ)省三副町長は「今後の生活を気にする住民が多い。現段階では工期の早さを重視した」と語ります。

 町内を回ると、住民からは「自宅の応急危険度判定を早くしてほしい」という声が。地震の被害が少ないようにみえる家の住人は「家に問題がないなら、直して住む」。水道の早期復旧や、住宅修理を求める声が聞かれました。

 仁比氏は、県庁で担当者とも懇談しました。仮設住宅や二次避難先、住民生活の再建支援策などについて意見交換。「住民の立場で、復興を進めていきましょう」と語りました。(前田智也)


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