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2016年5月2日(月)

熊本・メーデー 被災者を救援

炊き出しや物資配布

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(写真)炊き出しで豚汁を被災者に提供する地域住民たち=1日、熊本市東区

 被災地の熊本市で1日行われたメーデー熊本中央集会。同実行委員会が被災者の救援活動を行いました。

 地元商店街の協力も得て、会場の同市東区の「健軍商店街ピアクレス」では豚汁やおにぎりの炊き出し、支援物資を配布しました。法律相談も開設、あべ広美弁護士(参院熊本選挙区、市民・野党統一予定候補)は被災者の法律相談に応じました。

 同区の東野中学校体育館での避難生活の女性(64)。「借家は壁が落ち、ブロック塀も倒れて住めない。市営住宅を申し込みました。住む所を何とかしてほしい」

 健康相談コーナーで血圧を測る男性(30)は「避難所暮らしで健康に不安があります。食事や睡眠は質の良いものが取れておらず、これから先が心配です」といいます。

 熊本市の男性(45)は借家が損壊し、大家から立ち退きを求められています。「次の家も見つからず困っていたところ、助言してもらいました」

 農民運動全国連合会の熊本県連会長、笹渕賢吾さん(62)は「炊き出しは全国から寄せられた米や野菜を使っています。県内各地の避難所に物資を届けたい」と話しています。

(齋藤和紀、武田祐一、藤田淳史)


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