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2016年4月28日(木)

参院選挙区 新潟で野党統一候補

森氏、「団結して全力」

にしざわ氏は比例代表に

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(写真)野党統一候補として決意を述べる森予定候補(前列左から3人目)ら=27日、新潟市

 参院選新潟選挙区(改選数1)で、森裕子氏(60)=元参院議員、生活の党=を野党統一の無所属予定候補として擁立することが27日発表されました。

 記者会見には、安保法制の廃止と立憲主義の回復を求める新潟市民連合と、民進党、日本共産党、社民党、生活の党、新社会党、緑の党の6党と、連合新潟の代表が参加しました。

 冒頭、市民連合の佐々木寛共同代表(新潟国際情報大学教授)が、▽戦争法廃止▽立憲主義の回復▽個人の尊厳を守ること―の3点を公約とすることで市民連合と6党が一致し、野党統一で参院選をたたかうことになったと紹介しました。

 これを受け、共産党の樋渡士自夫県委員長は、にしざわ博選挙区予定候補を取り下げて比例代表にまわし、「森氏を自分の党の予定候補のつもりで全力でたたかう」と述べました。

 他の共同代表も「待ち望んだ日が来た。子どもの未来のため、心一つに頑張りたい」(ママの会・磯貝潤子氏)、「明日から“野合”との批判が出ると思うが、立憲主義を取り戻すためにたたかう」(金子修弁護士)、「野党の決断に結果を出して応えたい」(水内基成弁護士)と訴えました。

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(写真)にしざわ博氏

 森予定候補は「市民と野党の思いを受けとめ、団結して子どもの未来のために全力を尽くす」と述べました。

 6党代表も決意を述べ、民進党県連の大渕健幹事長は「思いは同じ。三つの公約実現のため、何としても勝ち抜く」と強調しました。

 にしざわ予定候補は「市民連合の力が野党を動かした。自分の選挙のように頑張る」と述べました。


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