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2016年4月25日(月)

被災者「仮設住宅早く」

御船町 統一候補の、あべ弁護士に

仁比・いせだ氏も

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(写真)被災者に被災の実態、要望を聞く(右から)仁比、いせだ、あべの各氏=24日、熊本県御船町

 参院熊本選挙区の市民・野党統一予定候補、あべ広美弁護士(無所属)と、日本共産党の仁比聡平参院議員、いせだ良子参院比例予定候補は24日、熊本地震により家屋の多くが全半壊などの大きな被害受けた熊本県御船町を訪れました。

 あべ、仁比、いせだの各氏は、被災現場や避難所をまわり被災者を見舞い、「早く仮設住宅を用意してほしい」などの切実な要望を聞き取りました。御船町では訪問中にも、地滑りによる避難指示が出されるなど警戒が呼びかけられています。

 あべ氏は、同町陣地域の女性(53)から「ローンも残る家の損害判定が心配だ」という相談を受け、県弁護士会で地震トラブルに対しての研修を受けた弁護士が相談に応じると紹介し、「解決に役立ちたい。ぜひ話を聞かせてほしい」とこたえました。

 小学校に避難している男性(43)は「(被災)現場の声を聞いてもらえてありがたい」と語り、「できれば同じ場所に家を再建したいので、(行政に)少しでも補助してほしい」と求めました。

 仁比氏は「被災者の住まいを取り戻すための工夫は政治の責任。市町村の財源は限られるので国のバックアップはかかせません」とのべ、「被災者自身があきらめずに、声をあげ続けることが重要になります」と激励しました。

 いせだ氏は、母娘から父親の介護の問題や家を失いつらい思いをしているなどの悩みを丁寧に聞きとりました。

 御船町役場では、藤木正幸町長と懇談しました。(角政美通信員、写真も)


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