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2016年4月22日(金)

新基地建設は違憲

オール沖縄那覇の会が総会

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(写真)「オール沖縄 那覇の会」の総会で講演する小林節氏=20日、那覇市

 沖縄県名護市辺野古への米軍新基地建設の断念を目指す「『沖縄建白書』を実現し未来を拓(ひら)くオール沖縄 那覇の会」は20日、同市で2016年度総会を開きました。憲法学者の小林節・慶応大学名誉教授が講演し、新基地建設は「露骨な憲法違反だ」と訴えました。

 小林氏は、辺野古新基地建設について、国策のために沖縄に基地という負担を押し付けることは、住民の賛成が必要な憲法95条の地方特別法の問題と同じだと指摘。「地方特別法の話ではないと政府は開き直っているが、95条の精神によれば立派な憲法問題で、沖縄の人たちに拒否権がある」とし、知事選や衆院選で民意が新基地建設を拒否したことなどを挙げました。

 また、「沖縄の方たちに元気づけられ、全国でオール沖縄にまねて野党共闘が確実に前進しています」と述べ、参院選での野党共闘の勝利、安倍政権の打倒を呼びかけました。

 翁長雄志知事も駆け付け、22日の国地方係争処理委員会での意見陳述に向け、「将来の子や孫にこの沖縄県をしっかりと責任をもって届けられるように、一政治家として全力を挙げて頑張っていきたい」と決意を語りました。

 総会には約430人が参加。辺野古へのバスを週1回運行することなどの活動方針を確認しました。


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