2016年4月21日(木)
共産党、救援に全力
全国の党組織から支援物資も
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日本共産党熊本県委員会、党地区委員会、党支部は「熊本地震」被災者救援活動に全力で取り組んでいます。
党県委員会事務所には全国の党組織から続々と支援物資が届いています。地方議員団、支部メンバーらは、各避難所での被災者からの聞き取りに基づき、要望が多い物資を届けています。
20日、熊本地区常任委員の益田健宏さん(71)は、県委員会と避難所の間を、自家用車に物資を満載してピストン輸送。おでんやカレー、弁当などを届けました。被災者は久しぶりに「おかず」のある食事をとれると笑顔をみせました。
同市中央区の団地集会所に避難している女性(71)は物資を受け取り、「自主避難所には、水や食事の配給はほとんどありません。高齢者も多く、配給所まで取りに行くのも困難です」と語り、「ご飯と、たくあんだけといった食事も、災害だからとあきらめていました。本当に助かります」と喜んでいました。
軽トラックに自前の給水タンクを積み、水を配給していたボランティアの男性(28)=熊本市=は県内各地の被災地を回ったといい、「(給水を)心待ちにしてくれたところも、足りていたところもある状況なので、必要なものが届くよう、情報の整理が必要ですね」と話しました。
(角政美通信員、写真も)