2016年4月20日(水)
「一緒にたたかって」 衆院北海道5区補選 24日投票
池田候補、熱く訴え
江別市、札幌市厚別区を駆ける
日本の歴史初めての市民と野党ががっちり共同してたたかっている衆院北海道5区補選(24日投票)は、市民と野党の池田まき統一候補と、自民党の和田義明候補が激しく競り合っています。19日、池田候補は一票一票を奪い合い、しのぎを削る江別市、札幌市厚別区を駆け巡り、「一緒にたたかってください」と熱く支持を訴えました。
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福祉の仕事に携わった20年間で、社会福祉が後退し、強者が弱者を分断するために持ちだしてきた「自己責任」が強まってきたと話す池田候補。「変えられるのは政治です」と生活保護の拡充や、若い世代の年金保険料の減免を主張しました。
厚別区の大型スーパー前に集まった市民は「戦争法廃止は池田まき」とコールし、声援を送っていました。
民進党を支持しているという65歳の女性は「安倍自民党が続くのは危険。野党協力はいいことです。共産党はよく決断してくれました。政治を変え、憲法を守る日本にしてほしい」といいます。
日本共産党後援会員の男性(63)は「池田さんを推す人たちと一緒に宣伝したり、これまでにない広がりを感じます。電話をかけきるのが大事ですね」と話しました。
一方、和田候補応援に立った茂木敏充自民党選対委員長は「何でも反対だけの訴えがいいと思う人は、相手候補に入れればいい」と戦争法廃止、環太平洋連携協定(TPP)批准反対の世論の広がりに開き直りました。