2016年4月19日(火)
米NYでも宣伝行動
在住日本人ら 在外選挙も呼びかけ
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【ニューヨーク=洞口昇幸】安倍晋三政権が強行成立した戦争法に反対するニューヨーク在住の日本人らが16日、同市内で戦争法の廃止を求める「2000万署名」の協力などを呼びかける宣伝行動を実施しました。
参加者らは、日本語書籍のある書店や日本食を出す店などがある日本人がよく訪れる通りに立ちました。日本人以外の市民もできる別の戦争法反対の署名の呼びかけや、夏の参院選挙や総選挙で外国に在留する日本の有権者が投票するための、在外選挙制度を知らせるビラも配りました。
たまたまニューヨークに来ていたため、飛び入りで参加したカナダ在住の日本人もいました。
参加者の一人で署名を呼びかけた女性(45)は、10年以上ニューヨークに住み、「戦争による帰還兵や退役軍人の精神疾患、貧困と格差を生む米国社会の歪みを見てきました」といいます。「日本はまだ止められると思います。絶対にとどまってほしい」と力を込めました。