2016年4月16日(土)
いますぐ1000円 めざせ1500円
グローバルアクション 渋谷で青年ユニオンなど
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世界中でファストフード労働者の時給増や最低賃金の引き上げを求めるグローバルアクション(国際連帯行動)が15日に行われました。首都圏青年ユニオンなど幅広い労働組合でつくる「最低賃金大幅引き上げキャンペーン」は東京・渋谷センター街で行動し、100人が集まりました。最低賃金1500円の実現を求めてアピールし、若者が飛び入り参加する姿も見られました。
国際連帯行動は、米国の労働組合・市民団体が時給15ドル(約1640円)の実現を掲げた運動が世界に広がったもの。今年は40カ国300都市以上で行動予定です。日本のキャンペーンは「最賃時給1500円をめざして。いますぐどこでも1000円に」を目標にしています。
札幌から参加した女性は、「北海道の最賃は時給764円。なぜ同じ仕事でも、907円の東京より低賃金になるんでしょうか。なにより、生活できる水準以下の最賃はおかしい」と話しました。