2016年4月13日(水)
横山氏必勝へ全力
福井 4野党が合意書
共産党の山田氏、比例予定候補に変更
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福井県内の日本共産党、民進党、社民党、緑の党の4野党は12日、合同会見を行い、参院福井選挙区(改選数1)で統一候補を正式決定したと発表しました。安保法制廃止と集団的自衛権行使容認の閣議決定撤回を掲げる、連合福井事務局長で無所属新人の横山龍寛(たつひろ)予定候補(51)の必勝に全力をつくす合意書を交わしたことを明らかにしました。会見には、南秀一・日本共産党県委員長、山本正雄・民進党県連代表、龍田清成・社民党県連合代表、笠原一浩・緑の党北陸地域代表が出席。山岸克司・連合福井会長が同席しました。
横山氏の支援に向けて、4野党と26の市民団体、個人からなる新組織「ピースふくい」が10日結成されました。横山氏とピースふくいは「安保法制廃止と集団的自衛権行使容認閣議決定撤回のために全力をあげる」とする政策合意書を交わしています。
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山本氏は会見で、政策合意書を高く評価し、4党の合意書締結に至ったことを報告。
南氏は「歴史的で画期的な流れ」とのべ、共産党の山田かずお選挙区予定候補を比例代表予定候補に変更したと発表しました。
比例代表予定候補となった山田氏は「戦争阻止の布陣を敷けたことは大きな喜び。比例予定候補として全力で頑張る」と話しています。