2016年4月12日(火)
新書記局長に小池晃氏
新副委員長に山下芳生氏・田村智子氏
歴史的政治戦 一体で奮闘
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日本共産党の第5回中央委員会総会は、健康上の理由から山下芳生氏の書記局長の任を解き、新しい書記局長に小池晃副委員長(参院議員・政策委員会責任者)を選出しました。山下氏と田村智子参院議員が新たに副委員長に選出されました。
山下氏は2014年の第26回党大会で書記局長に選出されました。書記局長の激務のなかで摂生に努めてきましたが、持病の慢性腎臓病が悪化、医師の意見も踏まえ、これ以上無理はできないと判断しました。負担を軽減すれば副委員長、国会議員の活動は可能であるとの医師の判断です。
山下氏は「野党共闘の画期的前進の中で降りることになり、残念ですが、長い目で見て、長い期間、党に貢献できることが大事だと考えました。新たに副委員長として党活動、国会活動に貢献したいと思います」と語りました。
志位和夫委員長は結語のなかで、「新しく選出された指導部が、日本の命運がかかった参院選という歴史的政治戦で、広く国民と全党から信頼され、職責を果たせるよう、一体となって奮闘する」と決意を表明しました。
新書記局長に選出された小池氏は「ここまで築き上げてきた野党共闘の到達を引き継ぎ発展させていきたい。新しい歴史的情勢のもとで頑張りたい」と決意を表明、「ガンバロー」三唱の音頭をとりました。
政策委員長に藤野保史衆院議員
日本共産党常任幹部会は小池氏の後任の政策委員会責任者として藤野保史衆院議員をあてることを決めました。同副責任者として畠山和也、宮本徹両衆院議員が就任します。