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2016年4月10日(日)

野党共闘 希望ある政治へ

山下書記局長語る

ネットメディア IWJ番組

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 日本共産党の山下芳生書記局長は8日、インターネット報道メディア・IWJ(インディペンデント・ウェブ・ジャーナル)の番組に出演し、野党共闘の展望や、その結実に一貫して努力する日本共産党の役割を大いに語りました。岩上安身IWJ代表のインタビューに答えました。

 山下氏は、5野党合意を受けて、参院選1人区での野党統一候補擁立が加速していることを示し、「野党間のハードルを乗り越えることができた一番の力は市民、国民の運動だ。今度は市民が希望を感じ、(市民と野党の)キャッチボールになっている」と強調。衆院小選挙区については「野党の協力を追求しつつ、独自に候補者の擁立を進める」とし、「協力が必要だということは5野党が一致している。これからも必ず壁を乗り越えられる」と表明しました。

 山下氏は、あらゆる分野で安倍暴走政治に国民の怒りが広がる中、「戦争法廃止と立憲主義回復が原点だが、それ以外の共通政策の探究も5野党で合意している」と強調。同時に抜本的改革を掲げる党提案を紹介し、その必要性を訴えました。

 岩上氏は、日本共産党を「破防法の対象」であるとする政府の答弁書にふれ、「野党共闘の中で共産党が大きな役割を果たしつつある。冷水を浴びせたいのでは」と指摘。山下氏は「そういう意図を強く感じる」とした上で、日本共産党が旧ソ連や中国から干渉を受け、不幸にも分裂させられた時代があったと語り、「その痛苦の教訓から、今日の綱領路線、自主独立路線を打ち立てた」と強調。「党の正規の方針として『暴力革命』を決めたことは一回もない」とし、今回の答弁書にも幅広い市民が怒りの声をあげていると述べました。

 さらに山下氏は、「反共は“独裁と戦争の前夜”だということは、戦前のドイツや日本で起きた歴史的事実だ」と指摘。安倍政権が企てる「独裁への道」の緊急事態条項創設を厳しく批判しました。


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