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2016年4月8日(金)

防衛政務官が発言撤回

田村貴昭氏追及 オスプレイ佐賀配備で

衆院総務委

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写真

(写真)質問する田村貴昭議員=7日、衆院総務委

 日本共産党の田村貴昭議員は7日の衆院総務委員会で、自衛隊オスプレイの佐賀空港配備計画をめぐり、藤丸敏防衛政務官が地元の諾否判断の期限を区切るよう求めた発言について追及しました。同氏は、発言後、公式の場では初めて陳謝し、発言を撤回しました。

 藤丸氏は、3月28日に佐賀市での講演で「6月(県)議会で(諾否を)決めて下さい」などと述べたもの。

 質問に立った田村氏は、今年1月の参院予算委員会でも安倍晋三首相が「地元の了解は得られていないと認識している」と答弁していることを示し、同じ認識かとただしました。藤丸氏は「(認識は)同じ」と答弁。諾否に関する発言は「国会議員として希望を言った」ものだと釈明しました。

 田村氏が、演目に「防衛大臣政務官 藤丸敏」と明記されていたとして「一議員の発言との言い逃れは全く通用しない」とただしたのに対し、藤丸氏は「政務官としてうかつだった」と答えました。

 また田村氏は、防衛省が県の求めに応じず詳細を明かさなかった施設等関連予算(約106億円)の内訳を藤丸氏が講演で示したが、これは政務官でしか知り得ない情報だと指摘。防衛省の辰己昌良大臣官房審議官は「経費については答えを控えたい」としました。

 田村氏はさらに、藤丸氏が「簡単に戦争にはならない。最悪のことがあっても基本的に首都をたたく」「(佐賀での)危険度は増すことは多少はあるかもしれない」と発言したことを追及し、藤丸氏は発言を撤回すると述べました。


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