2016年4月7日(木)
ママ・パパの声を国会に
とことん共産党 女性3予定候補語る
あさか由香氏(神奈川) 浅野ふみ子氏(千葉) 鈴木ちか氏(静岡)
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参院選・複数定数の選挙区で議席獲得に挑む、あさか由香(神奈川)、浅野ふみ子(千葉)、鈴木ちか(静岡)の女性3予定候補が、インターネット番組「生放送! とことん共産党」に出演し、「ママたちと、政治を変える 2016参議院選」をテーマに語り合いました。司会は小池晃副委員長と朝岡晶子さん。
共通点は子育て真っ最中という3予定候補。全国で広がる保育の充実を求める行動について話し合いました。
3人を育てる浅野予定候補は「真ん中の子が育休あけで入れなかった」のですが、「翌月たまたま増員が出て入れました。今のママたちの働けない、生活できないという思いはわかる」と発言。
1歳と4歳を育てるあさか予定候補は1人目のときに一時保育含め入れず、ファミリーサポートを利用。「ファミサポは1時間700円。20日間で十何万円にもなります。二つ隣の町でやっと無認可をみつけて、毎日、電車通園しました」
鈴木予定候補は8歳の娘を出産当時、保育士の知人に4月からじゃないと入れないと言われ、「本当は育休を1年間取りたかったのですが、半年で切り上げました」と語りました。
鈴木 ママたちはただ預かるところがあればいいわけじゃない、質の問題も確保してほしいと言っています。20年働いても給料が変わらない状況でなく、ずっと働き続けられる待遇にしなければいけないと思います。
あさか うちの保育園は駅ビルの6階で、園庭は屋上の一部。園長先生や保育士さんは置かれた環境のなかでやれる最大限のことを努力しておりそういうことも伝えていきたい。
浅野 親が良い保育をと思ったときに、それは先生たちの努力だけに任せられない、先生たちの働く環境もよくしていかなければと見えてくるんですよね。うちの園は民間委託。公立の名の下に役所の持ち出しを少なくするという考えで運営されているから削られるのは人件費。そのなかで非正規の先生が担任を任されているのは大変だなと思います。
あさか ちゃんとした環境をつくらないと保育の質がどんどん落ちますよね。子どもにゼロ歳児から格差を持ち込むことは絶対にしてほしくない。それは国の責任です。
小池氏は日本共産党が5日、30万人分の認可保育所の緊急増設と、保育士の賃上げなど労働条件を改善する抜本的対策を示した「保育」緊急提言を発表したことを紹介。3予定候補は「ぜひ実現したい」と賛成。「育児も仕事も両方楽しめる社会をつくる」(あさか)、「保育の問題でも党が出した提言を実現させたい。母としてがんばりたい」(浅野)、「保育園に入れなかったママとパパたちが声をあげて政治を動かしている。私も政治を変えるために国会に駆けあがりたい」(鈴木)と決意を語りました。