「しんぶん赤旗」
日本共産党
メール

申し込み記者募集・見学会主張とコラム電話相談キーワードPRグッズ
日本共産党しんぶん赤旗前頁に戻る

2016年4月3日(日)

夜間定時制高存続を

新署名の推進呼びかけ

東京

このエントリーをはてなブックマークに追加 Yahoo!ブックマークに登録 mixiチェック

写真

(写真)存続を求めて、夜間定時制を語ろうと開かれたつどい=2日、東京都内

 「都立夜間定時制高校4校の存続を!」と2日、東京都内で「小山台・雪谷・江北・立川定時制を守ろう!夜間定時制を語るつどい」が開かれ、55人が参加しました。都教育委員会の廃止決定を凍結し、存続を求める新たな請願署名などの取り組みが呼びかけられました。

 主催は、小山台高校定時制の廃校に反対する会、雪谷高校定時制の存続を求める会、都立江北高校定時制の存続を求める会、立川高校定時制の廃校に反対する会、都立高校のいまを考える全都連絡会です。2万人以上の署名、ノーベル賞受賞の大村智さんや映画監督の山田洋次さんら「学者・文化人の共同声明」の広がりなど廃校反対の取り組みの経過が報告されました。

 PTA・同窓会役員や卒業生、関係者、地域住民らがそれぞれの思いをリレートーク。ある卒業生は「夜間定時制高校に行き着け、学べたことがいまの自分の自信につながっている」と語りました。

 小山台高校定時制の学校運営連絡協議会委員をしている河路由佳さん(東京外国語大学大学院教授)は「外国につながる生徒の日本語指導が手厚い。日本語の教育も含め中等教育が行われることを『子どもの権利条約』は求めています」と話しました。

 すでに廃止された両国高校定時制卒業生で報道カメラマンの石川文洋さんらが「つどい」にメッセージを寄せました。日本共産党の植木こうじ、里吉ゆみ、かち佳代子の各都議が参加しました。


見本紙 購読 ページの上にもどる
日本共産党 (c)日本共産党中央委員会 ご利用にあたって