2016年4月2日(土)
反原連の原発ゼロへ 官邸前抗議5年目に
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首都圏反原発連合(反原連)が毎週金曜日に呼びかけている首相官邸前抗議は4月1日、5年目に入りました。189回目の今回は700人(主催者発表)が参加。原発推進の姿勢を変えようとしない安倍晋三政権に対し、「原発を続ける限り、意思を示し続ける」(東京都杉並区の56歳男性)との声があがりました。
4年を過ぎた今も、初めて参加した人や、遠方から来た人に出会います。桜が満開の官邸前や国会正門前で「再稼働反対」と書かれたプラカードを持ち、「原発いらない」「野党は共闘」とコールしました。
東京都中野区に住む会社員の男性(31)は仕事終わりに参加しました。「この行動は、原発ゼロを願う国民の声を可視化しています」。同町田市の男性(60)は「この行動は、他の運動にもつながる導火線です」といいます。
「原発事故の後から、自分に何ができるかを考えた」。同大田区の女性(69)は、事故後から約2カ月に1回、夫とともに被災地を訪れ続けています。「官邸前にも欠かさず来ています。行動すれば原発をなくせると信じています」
日本共産党の藤野保史衆院議員、吉良よし子参院議員が参加し、国会正門前でスピーチしました。