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2016年4月2日(土)

消費税増税 やめなさい

導入27年 全国で行動

厳しい暮らし 首相に見せたい

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 消費税が導入されて27年の1日、「10%への大増税はストップを」と、全国いっせいアクションとして声をあげました。中止を求める署名をはじめ、シール投票やデモ・集会など多彩な行動を各地で展開しました。消費税廃止各界連絡会や消費税をなくす全国の会が呼びかけたものです。


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(写真)消費税増税に反対してシール投票や署名を呼びかける各界連の人たち=1日、東京・新宿駅西口

 消費税廃止各界連絡会は新宿駅西口で宣伝行動し、7団体35人が参加しました。日本共産党の田村智子参院議員も訴えました。

 シール投票では96人中92人が「増税中止」に。

 胆汁の流れをよくする器具を身につけるのは、東京都新宿区の男性(47)。30年前に胆石ができ、肝硬変など複数の症状を抱えて生活保護を受けています。「100円ショップで缶詰を買い、ちょっとお金があったら野菜の千切りを買っています。まともに働けません。安倍さんにも、どれだけ厳しい生活をしているかわからせたい」

 保険外交員という女性(65)は「安倍政権に歯止めをかけるために、私たち市民の声だけじゃなくて、宣伝や署名と行動に移している人がいるのは本当に心強い。ぜいたくじゃなくていいから普通に暮らしたい。野党は頑張って」。

 観光客でごった返す東京・浅草の雷門前では、消費税をなくす全国の会、東京の会、台東の会の20人余が行動。日本共産党の小高明、鈴木のぼる両区議も訴えました。

 「自民党はおかしいんだよ」と怒りを署名にぶつけていたのは、千葉県我孫子市の男性(79)。「日本の景気がいいわけがない。安倍首相は選挙目当てで増税を引き延ばすとかいうかもしれないが、今度自民党を勝たせたら大変だ」と話しました。


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