2016年3月30日(水)
政権退陣へカウントダウン
「憲法を守れ」
シールズ関西が街宣 大阪・梅田
|
戦争法が施行された29日、SEALDs KANSAI(シールズ関西=自由と民主主義のための関西学生緊急行動)が大阪・梅田で、同法の施行に反対する街頭宣伝を行い、1700人が参加しました。
参加者は「憲法守れ」「NO WAR(戦争反対)」などと書いたプラカードを掲げて、憲法を軽んじる安倍政権への憤りを表しました。
防衛大学校に通う友人がいるという京都府宇治市の女性(22)=龍谷大学4回生=は「彼は『自分が最前線に行く』と豪語していますが、そうさせたくはない。自分や後の世代が戦争を知らないまま生きていけるよう、多くの人の目に留まる場でアピールすることはやめられない」と話しました。
シールズ関西は、▽安保法制により自衛隊の活動範囲・内容が拡大することで戦争へのリスクが高まる▽同法の成立過程が立憲主義、民主主義に反している―ことなどを問題視。マイクをもった男性(23)は「安保法制廃止と安倍政権退陣へのカウントダウンが始まった日でもある。絶望せずに声を上げ続けよう」と述べました。
岡野八代同志社大学教授、安保関連法に反対するママの会@大阪、滋賀県の若者グループ「しーこぷ。」のメンバーもスピーチしました。