「しんぶん赤旗」
日本共産党
メール

申し込み記者募集・見学会主張とコラム電話相談キーワードPRグッズ
日本共産党しんぶん赤旗前頁に戻る

2016年3月27日(日)

自公が待機児対策

既存施設への詰め込み中心

保育士増員も後景

このエントリーをはてなブックマークに追加 Yahoo!ブックマークに登録 mixiチェック

 自民党、公明党は25日、保育所の待機児童問題で緊急対策をまとめ、それぞれ政府に提出しました。既存施設の詰め込みが中心で、保育士確保の手当てもなく、実効性にも乏しい内容です。

 緊急対策は、定員19人の小規模保育所をはじめ、事業所内保育など既存施設の「詰め込み」を推進。自民党は、「一時預かり」の定期利用も打ち出しました。

 自民党の提言では、2年連続で超過入所した場合の公定価格ついて、3年目からの減額を延期するとして“詰め込み”をしばらく続ける考えです。すでに自治体で実施されている公共施設を活用した緊急保育による受け皿の拡大は盛り込まれていません。

 一方で、受け皿確保に不可欠な保育士の増員については、約2%(4000円程度)の給与引き上げを打ち出したものの、「恒久財源を確保して」として先送りしています。


見本紙 購読 ページの上にもどる
日本共産党 (c)日本共産党中央委員会 ご利用にあたって