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2016年3月26日(土)

栃木で共同候補決まる

参院選挙区 田野辺氏勝利へ協定書

小池一徳氏、比例で全力

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(写真)調印後、支援者らを前に必勝を誓い合う各党の代表らと田野辺氏(左から4人目)=25日、宇都宮市

 安保法制(戦争法)の廃止、立憲主義と民主主義の回復のため、夏の参院選栃木選挙区(改選数1)での選挙協力を協議してきた日本共産党、民主党、社会民主党、新社会党の4党各県代表と、民主、社民両党推薦の田野辺隆男選挙区予定候補(56)=元NHK宇都宮放送局長=は25日夕方、宇都宮市内の県弁護士会館で「共闘協定書」に調印し、選挙区予定候補を田野辺氏に一本化し、勝利に全力をつくすことで合意しました。

 調印には、4野党に「野党共闘」を呼びかけてきた「戦争法の廃止と立憲主義の回復を求める栃木県民ネットワーク」も加わりました。

 協定書は(1)安保法制の廃止をめざす(2)立憲主義と民主主義の回復をめざす(3)立候補者は、前記1・2項および、自らの政治理念と公約に従い、所属会派の状況にかかわらす、その姿勢を最後まで貫く―の3項目です。

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(写真)小池一徳氏

 記者会見で共産党の小林年治県委員長は「自公政権を少数に追い込むため、党の持てる力を存分に発揮し、田野辺氏の勝利にむけ、たたかいぬく」と決意を語りました。

 調印に先立ち、共産党県委員会は同日午後、記者会見し、同区の党選挙区予定候補の小池一徳氏(55)を比例代表予定候補に変更することを発表。小池氏は「憲法の明文改憲に踏み込む安倍政権の暴走と対決し、日本経済の再生をはかる政策を語り、選挙区での田野辺予定候補勝利と比例選挙での党躍進に全力をあげる」と述べました。


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