2016年3月25日(金)
全国の高校生に山下書記局長が若者政策語る
|
日本共産党の山下芳生書記局長は24日、国会内で開かれた「全国高校生未来会議」に各党の代表者とともに出席し、47都道府県から集まった高校生に日本共産党の若者政策を紹介しました。
山下氏は、今年から施行される18歳選挙権にふれつつ、「若いみなさんがしっかりと学ぶ意欲を生かせる社会にするために二つ提案したい」と述べ、世界のなかでも高い大学の学費の半減、奨学金制度の抜本的改革の実現を目指すと強調。働く若者の2人に1人が非正規雇用という現実を示し、「最低賃金をいますぐ時給1000円に引き上げ、1500円を目指します」と説明しました。
山下氏は、戦争法廃止を求める多くの高校生が全国でデモやパレード、学習会に取り組んでいると述べ、「みなさんといっしょに、若者の未来が開かれるよう力を合わせてがんばりたい」と表明しました。
岡山県の男子高校生が大学の学費引き下げについて、「国会では“みんなで手を取り合ってやろう”という流れになっているのか」と質問。山下氏は、「保育園落ちた」のブログから保育所の待機児童が国会で大問題になり、冷淡だった安倍晋三首相も「しっかり対応していきたい」と言いだし、保育士給与引き上げ法案の超党派提出の動きも出てきたことを紹介。「みんなが声を政治にぶつけ、声が届けば政治は動く」と強調しました。