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2016年3月25日(金)

NHK予算案衆院通過

梅村氏が反対討論

本会議

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写真

(写真)反対討論に立つ梅村さえこ議員=24日、衆院本会議

 NHK2016年度予算案が24日の衆院本会議で採決され、与党など賛成多数で可決しました。日本共産党は反対し、梅村さえこ議員が討論に立ちました。

 梅村氏は、昨年の行政指導に続き、NHK予算への大臣意見で個別の番組名をあげ、対応を求めたことに対して「異例で重大」だと批判。「一つの番組のみ」でも放送法第4条の「政治的公平性」が確保されていると認められない場合があり、「電波停止」もありうるとの発言を続ける高市早苗総務相のもとで行われた重大性を指摘しました。

 放送事業者の自主的・自律的な検証や、第3者のBPO(放送倫理番組向上機構)による改善こそ「言論と表現の自由を確保するルールだ」と強調しました。

 梅村氏は、放送法への著しい不理解を示す籾井勝人NHK会長の発言に、視聴者・国民の不信は深刻だと指摘。職員も含め不祥事が相次いでいることを批判し、全容解明と再発防止を求めました。

 さらに16年度予算案で株式会社海外通信・放送・郵便事業支援機構に2億円の出資が予定されていることについて触れ、「受信料で成り立つNHKは、本来営利目的の活動はできない」と指摘。NHKが視聴者、国民の信頼を取り戻すため、政府から独立し、商業主義にくみしない公共放送としての基本的立場に立ち返ることを強く求めました。


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