2016年3月23日(水)
基地ある限り事件続く
参院委で紙議員 撤去を迫る
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日本共産党の紙智子参院議員は22日の沖縄北方特別委員会で、那覇市内で13日に発生した米兵による女性暴行事件について、沖縄県議会での抗議決議も示しながら、踏み込んだ対策を求めました。
紙氏は、米兵による女性暴行事件は、これまでも幾度となく繰り返されており、人権と尊厳を踏みにじる卑劣な犯罪であり、許されることではないと強調しました。
沖縄県議会は「米軍における再発防止への取り組みや軍人への教育のあり方が機能していない」と指摘し、被害者・家族への謝罪と補償、人権に関する実効性ある教育などさらに踏み込んだ具体的な対応を求める決議・意見書を上げています。県内の各市町村議会も次々と抗議決議を上げています。
島尻安伊子沖縄北方担当相は「極めて遺憾だ。あってはならないことだ。二度と起こらないよう再発防止に努める」と答弁。紙氏は「基地がある限り事件は繰り返される。二度と事件を繰り返さないためには基地を撤去するしかない」と厳しく迫りました。