2016年3月17日(木)

「力あわせ、未来ひらく。」共産党が新ポスター

（写真）新ポスターを手に記者会見する山下芳生書記局長＝16日、国会内

　日本共産党の山下芳生書記局長は１６日、国会内で記者会見し、日本共産党の参院選に向けた新ポスターを発表しました。戦争法（安保法制）廃止、立憲主義回復に向けて５野党の共闘、市民との共同で安倍政権を倒して、希望ある未来をひらこうというメッセージを込めたと表明しました。

　ポスターには、「力あわせ、未来ひらく。」とのキャッチコピーと、共同を広げる意味を込め両手を結んだポーズの志位和夫委員長の姿が。印刷枚数は約５０万枚で、この間の日本共産党のポスターと比べ２倍近い枚数です。来週にも全国の街角に張り出される予定です。

　山下氏は「５野党による選挙協力が実現し、今度の参院選の対決の構図は“野党プラス市民ＶＳ与党プラス補完勢力”という構図が浮かび上がってきた」と強調し､ポスターについて｢その（構図の）もとで日本共産党の立ち位置をずばり示しました｣と紹介しました｡

　キャッチコピーは「誠実に野党共闘と市民との共同に力を尽くし、安倍政権を倒して、希望ある未来をひらこうというメッセージを込めました｣と解説｡志位委員長のポーズについて「政治を変えたいと願う多くの人々と手を結び、力をあわせて新しい希望ある政治を開きましょうという意味です。手話では『ぜひ』という意味があり、『ぜひご一緒に』という思いが込められています｣と述べました｡