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2016年3月8日(火)

クリントン政権時の労働長官

サンダース氏支持を表明

富と権力の集中 正す必要

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 米民主党の大統領候補者指名をめぐり、第1期クリントン政権(1993〜97年)で労働長官を務めたロバート・ライシュ氏(カリフォルニア大学バークリー校教授)がバーニー・サンダース上院議員への支持を表明しました。「クリントン・ファミリー」の一員とみなされていた同氏の表明に、米メディアは驚きとともに注目。ライシュ氏は、富の集中とそれがもたらす政治支配の打破をサンダース氏に期待するとしています。

 ライシュ氏は2月26日、フェイスブックで「私はバーニー・サンダースを米国大統領として支持する。彼は少数のためでなく多数のための米国を取り戻す運動を導いている」と表明。所得や富、政治権力が一握りのトップに集中していることを正す必要があると強調しました。

 ライシュ氏はその後、さまざまなメディアに登場。3月1日放送のニュース番組「デモクラシー・ナウ」では、サンダース氏の主張する国民皆保険制度の導入といった改革がけっして非現実的なものではないと強調しました。

 さらに女性参政権運動や公民権運動、ベトナム反戦運動などを挙げ、「すべて多数の国民が結集した運動だった」と指摘。自身の閣僚経験からも「ワシントン(政界)の外にいる人々が変化をつくろうと結集し、組織し、元気づけない限り、何も変わらない」と強調し、サンダース氏がやっていることはまさにそれだと述べました。

(山崎伸治)


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