「しんぶん赤旗」
日本共産党
メール

申し込み記者募集・見学会主張とコラム電話相談キーワードPRグッズ
日本共産党しんぶん赤旗前頁に戻る

2016年3月7日(月)

御堂筋デモ若者1500人

“戦争法廃止”“野党は共闘”

このエントリーをはてなブックマークに追加 Yahoo!ブックマークに登録 mixiチェック

写真

(写真)安保法制の廃止を求め、デモする若者たち=6日、大阪市

大阪3団体

 安保法制=戦争法の廃止を求め、声を上げることで野党共闘を前進させようと、6日、大阪・御堂筋で若者3グループによるデモが行われました。3台のサウンドカーが先導する軽快なリズムで、1500人が「安保法制は憲法違反」「選挙に行って未来をつくろう」などと唱和しました。

 主催は、T―nsSOWL west(ティーンズソウル・ウエスト)、SEALDs KANSAI(シールズ関西=自由と民主主義のための関西学生緊急行動)、SADL(サドル=民主主義と生活を守る有志)。

 ツイッターを見て参加した兵庫県宝塚市の女子学生(22)は「戦争ができるような法整備はしてほしくない。法律は施行され、報道規制の動きがあるが、諦めずに声を可視化させていきたい。野党には共闘して選挙に勝ってほしい」と話しました。

 出発前の集会で、日本共産党の山下芳生書記局長(参院議員)、民主党の福山哲郎参院議員、社民党の川口洋一高槻市議がスピーチ。参加者の「野党は共闘」コールに手をつないで応えました。日本共産党の、わたなべ結参院大阪選挙区予定候補が参加しました。

山下書記局長がスピーチ

写真

(写真)「野党は共闘」のコールにこたえる(左から)山下、川口、福山の各氏=6日、大阪市

 スピーチで山下氏は「うれしい報告をやっとできます」と切り出し、2月19日に野党5党首が合意した四つの中身を紹介、一つひとつに大きな拍手と「そうだ」の掛け声がかかりました。

 合意具体化へ書記局長・幹事長が毎週協議を重ねており、まず戦争法廃止と集団的自衛権行使容認の閣議決定撤回を5党が選挙公約とすることで一致し、さらにアベノミクスにかわる経済政策や消費税10%中止、原発ゼロをめざす、など共通政策を練り上げようとしていると報告しました。

 参院宮城選挙区で野党統一候補が誕生しました。山下氏は「選挙協力はまだまだ広がります」とのべ、「ばらばらだった野党をまとめた一番の力は、国会前で大阪の街で『野党は共闘』『戦争法廃止』と声を上げデモを行った、みなさんの世論と運動です。野党の間にあった壁を突き崩していただきました。いっそうスクラムを固め、新しい希望ある政治をつくろう」と呼びかけました。


見本紙 購読 ページの上にもどる
日本共産党 (c)日本共産党中央委員会 ご利用にあたって