2016年3月7日(月)
戦争法必ず廃止 埼玉総行動に1万人
2000万署名に全力
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さいたま市大宮区の鐘塚公園で6日開かれた「安保関連法廃止!立憲主義を取り戻す3・6オール埼玉総行動」には、1万人を大きく超える県民が集まり、憲法違反の戦争法(安保関連法)を必ず廃止させようとの熱気にあふれました。参加者は「9条こわすな」などのプラカードを掲げ、戦争法廃止を求める2000万署名に全力で取り組むとの集会アピールを確認しました。
小出重義実行委員長が主催者あいさつをしました。埼玉弁護士会の大倉浩前会長と連合埼玉の佐藤道明事務局長、埼労連の宍戸出事務局長が後援団体としてあいさつし、宍戸氏は、2000万署名について「なんとしてもやりきって世論を広げ、安倍政権を追い込もう」と述べました。
女性や高校生、大学の准教授ら6人の市民がリレートーク。高校2年生(17)は「野党5党は安保法制廃止法案を、勇気を持って提出しました。私たちも勇気を持って進もう」と呼びかけ、大きな拍手と歓声に包まれました。
日本共産党、民主党、社民党、生活の党の野党の代表が出席して決意表明。維新の党もメッセージを寄せました。共産党の穀田恵二国対委員長は「安倍政治を許さない、野党は共闘の声に応えて5野党が立ち上がりました。選挙に勝ち、戦争法を廃止させるため、政党の違いを乗り越え、共同してたたかう」と力強く訴えました。
アクティビスト(行動主義者)のミサオ・レッドウルフさんと、中野晃一上智大学教授がゲストスピーチ。集会後、3コースに分かれてパレードしました。