2016年3月3日(木)
「自公と民共の対決」 首相、参院選へ対抗心
「負けられない」と強調
安倍晋三首相は2日、自民党額賀派のパーティーであいさつし、参院選について「現在は民主党と共産党が協力する状況になっている。自公対民共、この対決になっているのではないか。負けるわけにはいかない」と述べ、対抗心をあらわにしました。
さらに安倍首相は、日本共産党や民主党など5野党が戦争法(安保法制)廃止法案を共同提出したことに触れ、「これ(戦争法)を壊そうとしているのが民主党と共産党だ。廃止をしようとしている。だからこそ決して(選挙で)負けるわけにはいかない」と重ねて強調しました。
谷垣禎一幹事長は、「共産党の力を借りて行動するような野党が多数を占めたとして日本の政治の安定につながらない。参院選挙に必ず勝たなければいけない」と檄(げき)を飛ばしました。