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2016年2月28日(日)

“この国変える”熊本熱く

参院選 あべ予定候補囲み大集会

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(写真)参加者の激励に応える、あべ氏(中央)=27日、熊本市

 参院選の熊本選挙区(改選数1)に無所属、市民・野党統一予定候補の、あべ広美氏を擁立する「熊本から民主主義を!県民の会」(くまみん)が呼びかけた「平和が一番! 手をつなごう“くまみん”大集会」が27日、熊本市の白川公園で開かれました。

 「安保法制を廃止する国会議員を熊本から」の横断幕などを掲げ、シンボルカラーのオレンジのタオルをまいた参加者2000人が公園を埋めました。

 あべ氏は、貧しい家に生まれ、2000円の工面にも苦労したシングルマザーも経験したことを紹介し、「その思いを忘れず、政治に届ける。私と手をあわせ、国会に送りだしていただき、この国を変えるたたかいを」と呼びかけました。

 東京から駆けつけた「安保法制の廃止と立憲主義の回復を求める市民連合」の佐藤学さん(安保法に反対する学者の会)は「参院選は市民と政党が手をとりあって新しい政治をつくっていく第一歩」と訴え、シールズの奥田愛基さんは大勢の参加者を前に「民主主義ってなんだ。ここから見えている光景だ」と力を込めました。

 熊本の市民団体を代表して子どもを抱いた父親や青年、若い母親が訴えました。政党と市民団体の代表が登壇し、参加者が手をつなぎ、「野党は共闘」「市民は共闘」のコールを響かせました。

 参加した女性(33)は「自民党の強い熊本でこんな共闘ができて驚いている。きょうは若い人も目立っていて、本当に政治を変えるチャンス」と語りました。


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