2016年2月27日(土)
「高浜とめろ」官邸前行動
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関西電力が高浜原発4号機の再稼働を強行した26日夜、首都圏反原発連合(反原連)は、首相官邸前抗議行動を行いました。新規制基準のもとで、4基目の再稼働です。東京電力福島第1原発事故が収束していないのに原発を推進する安倍晋三政権。参加者は「高浜とめろ」「原発やめろ」などの声を突きつけました。
「再稼働のニュースを聞いて久しぶりに参加した」と話すのは神奈川県座間市からの参加者(64)です。「福島の現実を直視するなら、再稼働などありえません。安倍首相は原発に限らず全てのことがらでやり方が強引です。孫のために原発なくすため、できることは何でもやりたい」
東京都練馬区の女性(66)は「地震も火山もある国で再稼働なんてばかげている。今も苦しんでいる福島の人たちを踏みつけるものです」。東京都あきる野市の男性(72)は「老朽化原発まで再稼働させようとしているが、もってのほか。再稼働なんて福島の人たちに失礼だ。エネルギー政策を転換するチャンスなのだから、廃炉にすべきだ」と語りました。
800人(主催者発表)が参加。日本共産党の田村智子参院議員、藤野保史衆院議員がスピーチしました。