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2016年2月24日(水)

話題が満載「しんぶん赤旗」ここが魅力 (下)

暮らしから憲法まで 関心に応える

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(写真)介護保険や消費税増税、国立大学費問題などを報じる「赤旗」

“軽減”“活躍”まやかし暴く

 暮らしの問題では、安倍内閣が掲げる「消費税の軽減税率」や「1億総活躍」について、マスコミの多くが無批判に報じるなかで、そのまやかしぶりを告発してきました。

 消費税10%に伴う負担増については、日本共産党の小池晃副委員長の質問に、麻生太郎財務相が、これまで1人当たり「1万4千円程度」という答弁を覆して、「2万7千円程度」と2倍近い負担増になると答弁したことを報じました。(1月20日付)

 特報「介護保険“卒業”迫られ悲鳴 サービス使えず重度化」(2月4日付)は、要支援の高齢者のサービスを市町村に丸投げしている実態を三重・桑名市、東京・国立市の現地ルポで迫ったもの。「今日の赤旗報道で自分たちの市のことがよく分かった。桑名市の介護の経営者と労働者は力をあわせてこの実態に怒るべきだ」というファクスが届きました。

 首相が掲げる「介護離職ゼロ」について、離職者が年間10万人を超えるのに、解消の対象者を1万5千人に限定するなどごまかしの計画だと告発。この問題は、日本共産党の堀内照文議員が国会で取り上げ、でたらめぶりが明らかになりました。

 本紙が告発してきた国立大学の学費値上げの危険については、追い込まれた安倍首相が国会で「デマゴギーだ」と必死で言い訳を始めました。

 しかし、畑野君枝議員の質問に麻生財務相が「(国立大への)運営費交付金の適正化を行う」と答弁(2月11日付)。交付金削減による学費値上げの危険性が浮き彫りとなり、ネット上で「やっぱり学費値上げをねらっていることが明らかになった」と話題になっています。

安保・基地・沖縄の報道なら

 日米安保条約廃棄を掲げる日本共産党の機関紙「しんぶん赤旗」の安保・基地・沖縄問題の報道は、他紙も注目する高い質を保っています。

 最近では、米国防予算の来年度要求に、米海軍佐世保基地(長崎県)への最新鋭強襲揚陸艦やステルス駆逐艦の配備計画が盛り込まれていることを報道(2月11日付)。これを受けて「共同」「時事」が11日〜12日にかけ、相次いで配信しました。長崎県佐世保市は外務省・防衛省に事実関係を照会。中谷元・防衛相は12日の記者会見で「米側から情報が得られたら、地元自治体に説明をしたい」と述べています。

 沖縄県では昨年末から、名護市辺野古の新基地建設をめぐる裁判が続いています。翁長雄志知事は一連の裁判は、沖縄の問題にとどまらず、日本の民主主義・地方自治を問うものだとして、全国への注視を呼びかけています。「しんぶん赤旗」はこれに呼応し、全国紙ではもっとも力を入れて報道しています。昨年12月の第1回口頭弁論での知事の意見陳述全文も掲載。反響が相次ぎました。

 最近も、読者から「沖縄関連の記事、特に裁判関係注目です」との投稿がありました。

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(写真)焦点、話題に切り込んだ「焦点・論点」や「とくほう・特報」の一部

じっくり読めてよく分かる

 じっくりと読んでもらう3面のロングインタビュー「焦点・論点」が引き続き好評です。

 明文改憲のテーマとして安倍首相が言いだしている「緊急事態条項」。その問題点を村田尚紀関西大学教授(憲法学)は、ずばり「緊急事態条項は本質的に『憲法停止』条項。いわば憲法の自爆装置のようなもの」「災害対策に国家緊急権は全く必要ない。憲法の人権条項を停止すれば、国民本位の救援・復興は妨げられる」と指摘しました。(1月22日付)

 滋賀県の読者から「『緊急事態条項』がいかに危険なものかよくわかった。戦前の治安維持法だ」の声が寄せられました。

 「東芝1万人リストラは許されない」(2月7日付)で大木一訓日本福祉大学名誉教授は、問題は東芝経営陣が犯した悪質な社会的犯罪だ、逮捕者もでない異常な当局の対応の背景に、安倍政権の原発輸出・推進政策と原子力産業・東芝との癒着があると論じました。

 埼玉県の読者から「安倍政権と東芝が癒着し原発輸出のセールスだけでなく、原子力潜水艦まで売り込んでいる。まさか? が起きている」の声が返ってきました。

 ほかにも、日本軍「慰安婦」問題での「どうみる日韓合意 真の解決に必要なことは」(大森典子弁護士、1月24日付)にも他紙にない見方がわかったと好評でした。

 同じく3面での「とくほう・特報」も話題を広げています。

 「会計検査院、戦前の反省踏まえ 秘密法“憲法上問題あり”」(2月3日付)には「戦前の歴史と憲法90条の成り立ちをふまえた論に納得」(富山県の読者)の声も。

 「マイナンバーに韓国から警鐘 導入48年、流出・悪用で被害続出 “日本は同じ道歩まないで”」(2月10日付)には韓国からみた視点が新鮮と好評でした。


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