2016年2月23日(火)
「野党は共闘」の声 さらに
5野党合意受け議論
全国革新懇が代表世話人会
|
全国革新懇は22日、代表世話人会を東京都内で開きました。
19日の5野党党首会談で、戦争法(安保法制)廃止と集団的自衛権行使容認の閣議決定撤回を共通の目標とし、国政選挙での協力と具体的協議開始が確認されたことを受け、「合意実現のためにこれからの運動がますます重要だ」と話し合われ、野党共闘の発展・参院選勝利への意気込みが語られました。
5野党合意について「安倍政権の暴走で失望感を持っている人にも勇気を与える画期的な合意だ。この合意を現実の野党共闘に実らせ、参院選で勝利するために、さらに住民運動を広げていく立場で頑張りたい」、「日本共産党の国民連合政府構想の提案を受けて、各地で粘り強く世論と運動を広げてきた成果だ。大いに確信をもってさらにたたかいを広げていくことが重要だ」、「『すごい決断をしたね』と駆け寄ってくるなど、周りの人たちが喜んで声をかけてくる。『野党は共闘』の声をいっそうあげていかなければいけない」との発言が相次ぎました。
戦争法廃止の2000万署名に関しても「5野党合意は2000万署名に弾みをつけ、後押しする素晴らしい合意だ。2000万署名を集めて草の根から合意を押し上げていこう」、「5党合意を受けて2000万署名がいっそう重要になっている。国民は決して戦争法を認めていない。目標を必ず達成するために全力あげたい」と強調されました。
安倍政権の暴走に対しても、「アベノミクスの行きづまりのもとで消費税10%への増税の中止を求める声がいっそう広がっている」、「安倍首相は、憲法違反の状態をただすのではなく、憲法違反にあわせて憲法を変えようとしており、『逆立ち立憲主義』だ。解釈改憲反対とともに明文改憲反対のたたかいを広げよう」との発言が出ました。
3月6日に福島県で開かれるシンポジウム「原発ゼロをめざして今、福島から―あの日から5年」の成功へ全力をあげることを確認しました。