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2016年2月20日(土)

衆院北海道5区補選 共・民が協定調印

戦争法廃止へ 池田氏、自民と対決

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(写真)調印し握手する(左から)鈴木、上田、池田、勝部の各氏=19日、札幌市

 安倍自公政権による戦争法強行後、初の国政選挙となる4月の衆院北海道5区補選で19日、日本共産党北海道委員会と民主党北海道は候補者一本化に合意し、調印しました。「戦争させない北海道をつくる市民の会」が推す新人の池田真紀氏(43)が統一候補となり、自民候補と一騎打ちの様相です。維新、社民も池田氏を推薦しています。

 共闘協定は、(1)戦争法廃止をめざす(2)立憲主義、民主主義の回復をめざす(3)その姿勢を最後まで貫く―の3項目で、野党共闘を求めてきた市民たちが見守る中、「市民の会」呼びかけ人の上田文雄弁護士(前札幌市長)、池田氏、民主党道5区総支部の勝部賢志代表代行、共産党道5区選対本部の鈴木龍次本部長の4人が調印しました。

 「市民の会」呼びかけ人の上田氏は「市民の思いを民主党、共産党が受け止めて決意を固めてくれた。スタートに立てた」と意義を強調。北海道で初の野党統一候補となった池田氏は「日本を戦争する国にしてはならないとの思いをはじめ、さまざまな思いが詰まった合意。誠心誠意、全身全霊を尽くして選挙勝利を目指して頑張る」と決意を述べました。

 立候補を取りやめる日本共産党の橋本美香氏(45)が池田氏に「私に寄せられたバトンを託します。候補者ではなくなりますが、勝利に向けて一緒に頑張ります」とエールを送りました。

 日本共産党から青山慶二道委員長、千葉隆書記長、民主党北海道から市橋修治幹事長らも同席しました。

 道5区補選は、自民党町村信孝議員の死去に伴うもので、町村氏の娘婿の和田義明氏(44)=公明、新党大地ほか推薦=が自民党公認で立候補を表明しています。

北海道5区補選「統一候補」勝利のための共闘協定

 1、立候補予定者は安保法制(戦争法)の廃止をめざす

 2、立候補予定者は立憲主義と民主主義の回復をめざす(集団的自衛権行使容認の閣議決定撤回を含む)

 3、立候補予定者は国会活動において、上記1、2の項目に従って行動し、所属会派の状況にかかわらず、その姿勢を最後まで貫くことを誓約する。

 以上の共闘協定に合意し、立憲主義回復、安保法制(戦争法)廃棄をめざすあらゆる政党・団体・市民とともに全力を尽くして、衆議院北海道5区補欠選挙における勝利をめざし、ともに奮闘する。

 2016年2月19日

 戦争させない北海道をつくる市民の会呼びかけ人 上田文雄

 衆議院北海道5区補欠選挙立候補予定者 池田真紀

 民主党北海道5区総支部代表代行 勝部賢志

 日本共産党北海道5区選対本部長 鈴木龍次


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