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2016年2月18日(木)

学校でLGBT教育を

学生・支援者 国会議員連盟と意見交換

池内議員が参加

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(写真)LGBTの学生ら(左側)の意見を聞く国会議員。右から2人目は池内さおり衆院議員=16日、衆院第1議員会館

 性的マイノリティー(LGBT)の学生・支援者と、LGBTに関する課題を考える超党派の国会議員連盟(LGBT議連)による意見交換会が16日、国会内で2回開かれ、のべ300人が参加しました。LGBT差別禁止法の立法化に向けて、当事者・支援者団体(LGBT法連合会)が主催したもの。日本共産党から池内さおり衆院議員が参加しました。

 大学院生のまつりさん(23)は、教師が同性愛者を笑いものにするのを聞き、「自分のセクシュアリティ(性のあり方)に罪悪感を抱いた」経験を話し、教員養成課程でのLGBT教育の必修化を求めました。

 心と体の性が一致しない大学2年生、ともさんは、体の性に違和感を持っていたことを「誰にも相談できず、孤独でつらかった」と振り返り、幼い頃から多様な性を学べる教育の機会を訴えました。

 就職活動をしているゲイ(男性同性愛者)の大学3年生は、職場内でのLGBTへの偏見に不安を抱いていることを打ち明け、国による企業への啓発を要望しました。

 学生たちの意見を聞いた池内議員は「一人ひとりの多様性がありのままに認められる社会にしなくてはいけない」と述べ、国会で力を尽くすことを約束しました。

 同議連会長の馳浩文部科学相は、文科省として教育現場でLGBTに関する教材を用意していることを明らかにしました。


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