2016年2月13日(土)
勝手に決めるな再稼働
官邸前行動 “政府と東電は加害者だ”
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原発再稼働に反対する毎週金曜日の首相官邸前抗議行動が12日夜、行われました。国が定めた年間被ばく線量について丸川珠代環境相が「何の科学的根拠もない」と発言したことに「とんでもない」と批判の声もあがり、「再稼働反対」「原発いらない」とコールしました。主催は首都圏反原発連合(反原連)です。
東京都中野区の男性(31)は「なんとか再稼働を止めたい」と話します。戦争法の強行にも怒り、「安倍政権は『ここまでやるか』と思っている。職場や友人とも政治の話をするきっかけをつくりたい」。
福井市から初めて参加した男性(37)は、「原発は、事故が起きれば誰も責任がとれない。2013年には福島に除染作業に行きました。現在も復興は進んでいない。地元でも高浜原発の再稼働に反対し続けます」と語りました。
東京都杉並区の女性(76)は「政府や東電は事故を起こした加害者。勝手に再稼働を決めないでほしい。福島で起きた事故をしっかり検証すべきです」。
日本共産党の清水忠史衆院議員が国会正門前でスピーチし、「原発ゼロへ、国民の皆さんと一緒に頑張ります」と訴えました。
この日は、900人(主催者発表)が参加しました。