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2016年2月13日(土)

大阪維新議員 証言拒否連発

政務活動費問題 百条委尋問に

堺市議会

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 大阪維新の会の小林由佳堺市議(38)が1千万円に上る政務活動費を不適切に支出していた問題で、市議会調査特別委員会(百条委員会)が12日、開かれ、初めて小林氏を証人尋問しました。

 小林氏をめぐっては、印刷も配布もされていない議会報告のチラシに政務活動費を支出。竹山修身市長が詐欺罪と虚偽有印公文書作成・同行使罪で大阪府警本部に告訴状を提出、受理されています。

 小林氏は冒頭、「良心に従って真実を述べ、何ごとも隠さず、何ごとも付け加えない」とする宣誓書を読み上げ、「このような事態になり申し訳なく思っている」と謝罪しました。

 証人尋問で小林氏は、チラシの配布・印刷の実態が確認できず、支出の取り消しを認めたものの、具体的な内容については、「私の刑事訴追にかかわる恐れがあるので証言を控える」と拒否。その後も、「なぜ印刷の知識も技術もない会社に印刷を発注したのか」「チラシは実際に印刷されたのか」などの質問に対して証言拒否を繰り返しました。また「記憶にない」などとあいまいな答弁に終始。傍聴者からは「ふざけるな」との声が上がり、疑惑はさらに深まっています。


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