2016年2月12日(金)
CV22横田配備予算要求
米国防総省 住民の不安高まるなか
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米国防総省は9日(日本時間10日)に公表した2017米会計年度予算要求に、米空軍横田基地(東京都福生市など)への特殊作戦機CV22オスプレイ配備に伴う施設建設費を初めて計上しました。
日米両政府は昨年、17年後半に3機、21年までに7機を追加、合計10機を配備する計画を公表しています。事故が多発する同機の首都圏への配備には、周辺自治体や住民の懸念や反発が強まっています。
予算要求によれば、(1)駐機場(2)格納庫(3)運用・貯蔵施設(4)シミュレーター―の4項目を計上。各施設によって期日のずれがありますが、おおむね、今年10月までに設計を終え、17年から19年10月までを工期にしています。
予算要求は、米特殊作戦軍の軍事建設関連経費として計上されています。CV22関連予算は、21年度まで計上する計画です。