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2016年2月10日(水)

党躍進へ脇目ふらず奮闘を

共産党が参院選予定候補者会議

山下書記局長が報告

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 夏の参院選挙での躍進に向け、日本共産党は9日、党本部で参院選予定候補者会議を開きました。山下芳生書記局長が報告し、「今度の参院選は、戦争法を強行し、あらゆる分野で国民多数の願いを踏みにじって暴走する安倍政権に対し、党の躍進で審判を下す選挙。党躍進のために、予定候補者が脇目もふらずに奮闘し全党を燃やす先頭に立つことが大事だ」と提起しました。


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(写真)参議院選挙予定候補者会議で報告する山下芳生書記局長=9日、党本部

 山下氏は、「比例代表で850万票、15%以上」の得票目標達成で、日本の政治地図は大きく塗り替わると躍進の政治的意義を説明。この目標は達成不可能な目標ではないとして、党に大きな注目と期待が集まるなど党と国民との関係に変化があることを示し、「『全国はひとつ』『全国が必勝区』の見地で、予定候補者先頭に、『比例は日本共産党と書いてください』と訴え、政党選択で党支持の大波を起こそう」と訴えました。

 党の躍進をどのように訴えるか―。山下氏は、この間の国会論戦でも、最大の争点である「戦争法廃止」を正面から掲げ論陣を張っているのが日本共産党であると述べ、衆院予算委員会での志位和夫委員長の質問に大きな反響があったことを紹介。たたかいの面でも市民とともに戦争法廃止の2000万署名推進の一翼を担っていることをあげ、論戦でも運動でも先頭に立つ党がのびることが戦争法廃止につながると語りました。

 さらに「安倍暴走ストップ、政治の転換」でも日本共産党が前進することがカギだと強調。「暮らし最優先で日本経済再生をはかる4つの提案」などをあげ、「あらゆる分野で安倍政権の暴走と真正面から対決し、政治の転換を求める論戦をやっているのも日本共産党。この党の値打ちをぐっと押し出してほしい」と訴えました。

 山下氏は、野党共闘の現状について志位委員長も政党対政党の真剣な協議が必要だとして、前提条件なしの選挙協力のための協議開始を呼びかけたことなどを説明。その上で、「こういう状況のもとで、民主党の対応待ち、様子見になったら絶対ダメ。わが党としては独自に堂々とたたかう。比例代表、複数区、一人区でも日本共産党の躍進と勝利にむけ奮闘しよう」と訴えました。

 最後に山下氏は、(1)国民のなかに広く打って出て、躍進の決意と党の勢いを示す先頭にたつ(2)新たな人々との交流を開拓者精神で切り開く(3)党と後援会を元気いっぱい励まして、自力をつける党勢拡大でもけん引役を担う(4)「メッセージの伝え方」の探求、工夫をはかる―など予定候補者に期待する4点を提起しました。

 志位委員長が中間発言に立ち、「全国が一つになり、共産党の躍進を躊躇(ちゅうちょ)なく堂々と訴えていこう」と呼びかけました。

 各予定候補からは、この間の活動を踏まえ、「ママの会の人から戦争法を廃止してくれる候補かどうかしか見ていないということを言われた以上、1ミリも引くことはできない」「もやもやしていたが、報告を聞いてスッキリした。目標にふさわしい取り組みをしたい」「党への注目、期待がさらに大きくなっていることを実感する」「怒りを持って安倍暴走と対決できるのが日本共産党」などの発言が出されました。


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