2016年2月7日(日)
軍事は憎しみ広げる
市田氏応援 椎葉・あさか氏訴え
相模原
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日本共産党の市田忠義副委員長・参院議員は6日、相模原市南区での演説会で、椎葉かずゆき参院比例予定候補、あさか由香参院神奈川選挙区予定候補とともに訴え、「参院選で勝利し、自民、公明と補完勢力を少数派に転落させ、退場の審判を下そう」と力を込めました。
神奈川選挙区は、改選1増の4議席を現職3(自民党2、民主党1)、新人2(共産党、公明党)が争う構図です。自民は1月、公認候補と、元みんなの党の現職の推薦を決定。危機感を強めた公明は、県内各地で街頭宣伝やポスター張りをいっせいに始めました。
市田氏は、戦争法が成立し、内戦状態で少年兵を殺すことになりかねない南スーダンPKO(国連平和維持活動)や、多くの民間人犠牲者を出している過激組織ISに対する軍事作戦への自衛隊の参加が法的に可能になったと述べ「日本が軍事作戦に加担すれば、(世界に対し)日本が憎しみの贈り物をすることになってしまう」と強調。
加えて、自衛隊と米軍の中枢的な基地が置かれている神奈川県では、住民がさらに危険にさらされると指摘し、「戦時中も戦争反対の旗を掲げ続けた党として、憲法を守り、戦争法を廃止するため、総力を挙げて頑張る決意です」と訴えました。
椎葉、あさか、の両候補は、どちらも2児を育てる親として、戦争法廃止に向けた決意を表明。椎葉候補は「日本の新しい時代を切り開くため頑張ります」と述べ、あさか候補は「野党が協力する道を切り開くため、全力を尽くす」と訴えました。