2016年1月29日(金)
おおさか維新 ルール違反極まる
政府ただす場で野党を中傷
改憲に向けて安倍晋三首相の“応援団”の役割を買って出ている「おおさか維新の会」による国会のルール違反や野党へのいわれない非難が目に余る状態になっています。
27日の衆院本会議代表質問では、同党の馬場伸幸幹事長が、昨年11月の大阪市長・府知事ダブル選での日本共産党などの対応を「野合」「無責任」などと中傷。「(大阪で)自民党を一番熱心に支持した共産党と、国会で自民党に対立している共産党は一体どちらが本当の共産党なのか」と非難しました。
日本共産党は、議院運営委員会委員の塩川鉄也議員が議場で「代表質問は政府の姿勢をただす場だ。その場で答弁も説明もできない他党を非難するのはルール違反であり、許されない」と抗議しました。
馬場氏の発言の内容も誹謗(ひぼう)中傷でしかありません。
大阪ダブル選で、日本共産党は、橋下維新政治に終止符を打つという大義のもとに、多くの市民・団体、他党とともに前自民党地方議員で無所属の反維新候補2氏を支援しました。橋下維新による大阪の暮らしと自治、民主主義の破壊がそれだけひどく、危険極まりないものだったからです。