「しんぶん赤旗」
日本共産党
メール

申し込み記者募集・見学会主張とコラム電話相談キーワードPRグッズ
日本共産党しんぶん赤旗前頁に戻る

2016年1月28日(木)

介護改善へ声あげよう

民医連国会行動 署名12万人超提出

このエントリーをはてなブックマークに追加 Yahoo!ブックマークに登録 mixiチェック

写真

(写真)請願署名を受け取る小池晃参院議員=27日、国会内

 全日本民主医療機関連合会は27日、「介護ウエーブ」国会行動を行いました。介護保険制度の改善、介護職員の処遇改善を求める国会請願署名12万1219人分を提出し、議員要請にとりくみました。約60人が参加しました。

 要請項目は、▽介護保険の見直しによる介護サービスの利用制限、費用負担の引き上げの中止▽介護報酬の大幅引き上げ、利用料負担の軽減▽国の責任で、介護従事者の確保・処遇改善のための施策を早急に▽以上のために必要な財政措置を講じる―など。

 全体会で、林泰則事務局次長が介護をめぐる情勢を報告。昨年の利用料2割化に伴う影響調査(中間まとめ、238人)から、「一部のサービス利用を減らしたり、中止した」「サービス利用を減らせず、家族の介護負担や家計などに影響が生じている」ケースが各4割に上り、家計や状態・病態の悪化が生じている結果を示しました。

 参加者は、署名のとりくみや議員要請の経験を交流。「介護は国民的な問題。運動で政府を追いつめ政策を転換させないと、介護殺人や自殺が絶えないと実感している」(奈良)、「私たちが現場の声を伝えないと、上には上がっていかないと感じた。訴える貴重な場だ」(千葉)、「世論を巻き起こし、もっと大きなウエーブにしていこう」(大阪、兵庫)と話し合われました。

 日本共産党の小池晃参院議員があいさつしました。


見本紙 購読 ページの上にもどる
日本共産党 (c)日本共産党中央委員会 ご利用にあたって