2016年1月23日(土)
高浜再稼働とんでもない
反原連 180回目の官邸前行動
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首都圏反原発連合(反原連)は22日夜、180回目の首相官邸前抗議行動を行いました。「原発ゼロ」「再稼働反対」を求める国民多数の声を無視し、川内(せんだい)原発に続いて高浜原発の再稼働を狙う安倍晋三政権。参加者からは「国民の声を聞かない政府はいらない」「原発なくすまで行動を続ける」などの声があがりました。
厳しい冷え込みのなか、参加者は「高浜原発再稼働反対」「原発やめろ」のコールを響かせました。
東京都文京区の女性(76)は「あれほどひどい事故があった国なのに、原発をやめると言わない。世界に向けて恥ずかしい。人の痛みが分からない首相だから、福島の状況にも目がいかない。民意は原発反対だから数で押し通すのはやめてほしい」といいます。
同杉並区の女性(62)は「戦争法の強行採決に一番怒っています。原発の問題もすべてつながっていると思って参加しました」と語りました。
埼玉県小川町から2時間ほどかけて毎週参加しているという男性(73)。「安倍首相は“世界最高水準の規制基準”など平気でうそをつく。高浜原発再稼働はとんでもない。原発をなくし、安倍政権を倒すため行動し続けます」と力をこめました。
日本共産党の藤野保史衆院議員、弁護士の山添拓さんが国会正門前でスピーチし、「再稼働を許さない。安倍政権を包囲しよう」などと訴えました。この日の行動には、1000人(主催者発表)が参加しました。